ここ最近の仕事で厄介だなーってのがこれ、
SUH660のニップル。
SUH=スチールユーズヒートレジスタン。
ようは、ステンレスに熱処理をして被削性のために’時効処理をしたおかげでやたら硬い、お手軽耐熱鋼。
インコネルやハステロイまでのスペックは要らないけど……ってことらしい。
この製品の用途としては燃料電池車両の水素ステーションでどうやら消耗品とのこと。
将来的に美味しいと思われます。
ところが、これがしんどい^^;
被削性が案の定悪い、切削抵抗が高く、使い込んだホルダーでは覿面にチップが不安定になってプログラム通りの形(角度等)にならない。
全長100mm位で3mmと4mmの穴が真ん中くらいで出会う深穴。
22丸から19六角のポリゴン。
ユニファイの左ネジ。
R溝のセレーション。
突っ込みどころ満載のお仕事です。
今の所問題は深い穴の出会った所に出来るバリです、
ドリル突っ込んでゴリゴリやってますが取りきれません、
つうか目視出来ません。
存在さえ確認出来ないのに取れとは……。
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