先日、いつもの工具屋へいつもの注文をした所、
「その材質は廃番予定です……、
オランダに在庫が有るから、どうしても欲しいなら 2週間待ってくれ」だととさ。
うーんなんでだろう、そういえばそろそろ発売から3年くらいだから、世代交代なのかしら?
カタログにはP種第一推奨となってるんだけど、そういうのって簡単になくなるもんなんかなぁ。
ちなみに、オーダーはS.V.のGC4225の突っ切り、鉄系には絶対的な安定感があって良かったのになぁ。
2010年5月8日土曜日
私は携帯が目覚ましです。
GWの中日、テンションが下がっているのか遅刻をした、
二日共した。
なので、携帯のアラーム音を変えました。
相対性理論の『LOVEずっきゅん』
この音が家中に鳴り響くかと思うと、かなりこっぱづかしい。
自分で自分に課しておきながら、
いったいどういうプレイだと言いたくなる。
おかげで今日はいつも通りに目が覚めた、
お休みなのになぁ。
二日共した。
なので、携帯のアラーム音を変えました。
相対性理論の『LOVEずっきゅん』
この音が家中に鳴り響くかと思うと、かなりこっぱづかしい。
自分で自分に課しておきながら、
いったいどういうプレイだと言いたくなる。
おかげで今日はいつも通りに目が覚めた、
お休みなのになぁ。
2010年4月27日火曜日
ハステロイは厄介ですって、そんでまとめ。
そろそろ予定数終了が見えて来たんすが、加工自体は難しくない。
ただし、気をつけるべき所がチト違うようです、
考え方としてはステンレスに近いかと思いますが。
加工硬化ってのが見えてなかった、というかどれほどのもんかわかってなかった。
たとえばドリル。
まず、センターもみ不可、
センターでの加工硬化は、チゼルどころかその周りまでいためて寿命が残念な事に成ります。
また、ドリルがへたってくると、穴の内径が硬くなる、
んでそこへ突っ込んでくる突っ切りが傷む。
最初は急に突っ切りがだめになり、とたんに保ちが悪くなる、
理由が見えなくて、外径加工の修正で効果がなくドリルの精度が落ちてる事で、
関連性に気づくわけだ。
同様に粗挽きでは、境界摩耗(表面を削り続ける部分のみ傷みが進む)防止が必要。
毎回同じ量だけ削っていてはちとマズい。
パスの回数を偶数にして、奇数回はテーパにしてやると、
いわゆる境界部分のへたりを分散して防ぐ事が出来る。
同様に、仕上げは境界摩耗を免れる事はできないが、
仕上がりに影響しない様に、仕上げ代を多めに取る方がいいようです。
問題はネジ切り、これだけはどうしようも無いので、
基本、転造とタップしかないようですなぁ。
この辺は研究課題ですね。
ということで、ハステロイネタはこれにておしまいでございます。
ただし、気をつけるべき所がチト違うようです、
考え方としてはステンレスに近いかと思いますが。
加工硬化ってのが見えてなかった、というかどれほどのもんかわかってなかった。
たとえばドリル。
まず、センターもみ不可、
センターでの加工硬化は、チゼルどころかその周りまでいためて寿命が残念な事に成ります。
また、ドリルがへたってくると、穴の内径が硬くなる、
んでそこへ突っ込んでくる突っ切りが傷む。
最初は急に突っ切りがだめになり、とたんに保ちが悪くなる、
理由が見えなくて、外径加工の修正で効果がなくドリルの精度が落ちてる事で、
関連性に気づくわけだ。
同様に粗挽きでは、境界摩耗(表面を削り続ける部分のみ傷みが進む)防止が必要。
毎回同じ量だけ削っていてはちとマズい。
パスの回数を偶数にして、奇数回はテーパにしてやると、
いわゆる境界部分のへたりを分散して防ぐ事が出来る。
同様に、仕上げは境界摩耗を免れる事はできないが、
仕上がりに影響しない様に、仕上げ代を多めに取る方がいいようです。
問題はネジ切り、これだけはどうしようも無いので、
基本、転造とタップしかないようですなぁ。
この辺は研究課題ですね。
ということで、ハステロイネタはこれにておしまいでございます。
2010年4月24日土曜日
2010年4月21日水曜日
ハステロイはかなり厄介ですって。の4
結論から言うと、切削のねじ切りは中止、
まぁ、時間がかかりすぎるのと、ロスが多いから。。。
転造です、そりゃ常識ですよね、
まず、加工硬化のせいなのか、
先端での素材の逃げというか、歯が切れ込まないのかなぁ。
全長一発でのねじ切りはG92でゼロカットを2回しないとゲージが通らない、
しかも、R-0.4(つまり0.5°くらいのテーパ)にしないと、
平らなネジにならない。
しかも、摩耗の激しいこの素材ではその数字自体も安定する訳も無く、
うーん、少し光が見え始めてただけに残念。
まぁ、まとめとして。
工具的には、
ドリルのEXsus GDSの圧勝でした。外径チップでは住友のAC510Uが安定感では一番な感じだし、
ねじ切りは三菱VP10MFが意外と健闘、
突っ切りはSVの耐久力かなぁ。
ただし、どの分野でも2番手3番手はイスラエルのイスカルだったりする。
それは、キリコの処理が上手いデザインが多いのが決め手かなぁ。
まぁ、時間がかかりすぎるのと、ロスが多いから。。。
転造です、そりゃ常識ですよね、
まず、加工硬化のせいなのか、
先端での素材の逃げというか、歯が切れ込まないのかなぁ。
全長一発でのねじ切りはG92でゼロカットを2回しないとゲージが通らない、
しかも、R-0.4(つまり0.5°くらいのテーパ)にしないと、
平らなネジにならない。
しかも、摩耗の激しいこの素材ではその数字自体も安定する訳も無く、
うーん、少し光が見え始めてただけに残念。
まぁ、まとめとして。
工具的には、
ドリルのEXsus GDSの圧勝でした。外径チップでは住友のAC510Uが安定感では一番な感じだし、
ねじ切りは三菱VP10MFが意外と健闘、
突っ切りはSVの耐久力かなぁ。
ただし、どの分野でも2番手3番手はイスラエルのイスカルだったりする。
それは、キリコの処理が上手いデザインが多いのが決め手かなぁ。
2010年4月18日日曜日
ハステロイはかなりやっかいですの4
今日も今日とて、休日出勤。
そしてまたハステロイと格闘ですな。
本日はボルト。
全体がM10で、長は40.0mm!
この材料じゃなくてもかなりきつい、
切削圧力に負けて素材がしなって逃げちゃうからです。
うーん、どうしよう。
いちお、外形を作ってから、ストッパで19.0までだして、
40.0mm分のねじ加工。
そのあと、またストッパで40.0mmまでだして、
また同じねじきり工程、
ピッチの1.5の倍数だけ出してやれば、
ピッチはぴったりのはずなんだが‥‥
ああーだめ、同じところをぐるぐる回ってる。
こういうと時はちょっと離れよう、ってことで。
3時に食べる予定のエクレアは4時半くらいに、おいしく頂きました。
そしてまたハステロイと格闘ですな。
本日はボルト。
全体がM10で、長は40.0mm!
この材料じゃなくてもかなりきつい、
切削圧力に負けて素材がしなって逃げちゃうからです。
うーん、どうしよう。
いちお、外形を作ってから、ストッパで19.0までだして、
40.0mm分のねじ加工。
そのあと、またストッパで40.0mmまでだして、
また同じねじきり工程、
ピッチの1.5の倍数だけ出してやれば、
ピッチはぴったりのはずなんだが‥‥
ああーだめ、同じところをぐるぐる回ってる。
こういうと時はちょっと離れよう、ってことで。
3時に食べる予定のエクレアは4時半くらいに、おいしく頂きました。
2010年4月17日土曜日
ハステロイ‥スゲー厄介なんすけど。んで3
ナット側から段取り開始です、
20丸からタップ下の穴をあけて、切り落とすだけ。
2次加工後、タップを立てたら2面取りで完成。
んがしかーし、ドリルがドリルが、突っ切りが突っ切りが……
突っ切りに関しては、それほど心配してなかったんだけどなぁ、
ドリルはスモウカムが20個程で穴の拡大、んで使用停止。
VPHに関しては、一撃で破損(涙
カタログデータの条件は当てに成らんのぅ、
つなぎのつもりでつけてみた、OSGのEX-SUS GDSが、
意外と健闘というか、200個でも全く問題無し、
確かに条件は下げざるおえないが、
この安定感は何者にも代え難いというか、
今まで悩んだ高価なドリルはなんだっったんだ……
20丸からタップ下の穴をあけて、切り落とすだけ。
2次加工後、タップを立てたら2面取りで完成。
んがしかーし、ドリルがドリルが、突っ切りが突っ切りが……
突っ切りに関しては、それほど心配してなかったんだけどなぁ、
ドリルはスモウカムが20個程で穴の拡大、んで使用停止。
VPHに関しては、一撃で破損(涙
カタログデータの条件は当てに成らんのぅ、
つなぎのつもりでつけてみた、OSGのEX-SUS GDSが、
意外と健闘というか、200個でも全く問題無し、
確かに条件は下げざるおえないが、
この安定感は何者にも代え難いというか、
今まで悩んだ高価なドリルはなんだっったんだ……
ハステロイ‥スゲー厄介なんすけど2
とりあえず、工具の手配から。
基本シャープエッジでハイレーキ、
切削抵抗が少なければ発熱も抑えられるってもんさ。
外径チップには。
三菱:VP10とVP15
住友:AC510UとAC520U
ねじ切り&突っ切りには。
イスカル:IC908
S V:GC1125とGC1020
あるいみ、一番厄介なドリル。
OSG:VPH−GDS
イスカル:スモウカム 1.5Dシャンク
このスモウカム、このサイズと寸法は発表直後の新商品、
んで取り寄せたドリルチップが有償サンプルとして出てきました、
さらに2個入りパッケージに1個しか入ってない、
なんで?
とおもったら、日本国内にいま、この一個しか流通してないとか、
これってちょっとすごいかもー^^;
つうか、これ一個で2000個も保つのか?
基本シャープエッジでハイレーキ、
切削抵抗が少なければ発熱も抑えられるってもんさ。
外径チップには。
三菱:VP10とVP15
住友:AC510UとAC520U
ねじ切り&突っ切りには。
イスカル:IC908
S V:GC1125とGC1020
あるいみ、一番厄介なドリル。
OSG:VPH−GDS
イスカル:スモウカム 1.5Dシャンク
このスモウカム、このサイズと寸法は発表直後の新商品、
んで取り寄せたドリルチップが有償サンプルとして出てきました、
さらに2個入りパッケージに1個しか入ってない、
なんで?
とおもったら、日本国内にいま、この一個しか流通してないとか、
これってちょっとすごいかもー^^;
つうか、これ一個で2000個も保つのか?
2010年4月16日金曜日
ハステロイ‥スゲー厄介なんすけど。
数ヶ月まえ、クライアント筋で出た打診なんだけど、
「ハステロイc267でコレコレをコレくらいで、ナニしてほしい」
どうやら、科学技術庁あたりの発注とのこと。
おおー、Ni基耐熱鋼かい、触った事無いからやってみたいんだけど……
ただし、うち一社だけでこなしきれない部品点数に、あーだこ−だいってるうちに、
クライアント側もむりぽ……と立ち消えに成った話しが復活した。
当然、数ヶ月のタイムラグゆえ特急仕事になりましたとさ(W
そうさやるよ、やるともさ。
形状自体は変則的とはいえ、基本ボルト&ナット
とはいえ、知らない事は出来ませんのでいろいろリサーチ。
純チタンならワリワリ削ってるので、ちょっと光が見えたかも^^
「ハステロイc267でコレコレをコレくらいで、ナニしてほしい」
どうやら、科学技術庁あたりの発注とのこと。
おおー、Ni基耐熱鋼かい、触った事無いからやってみたいんだけど……
ただし、うち一社だけでこなしきれない部品点数に、あーだこ−だいってるうちに、
クライアント側もむりぽ……と立ち消えに成った話しが復活した。
当然、数ヶ月のタイムラグゆえ特急仕事になりましたとさ(W
そうさやるよ、やるともさ。
形状自体は変則的とはいえ、基本ボルト&ナット
とはいえ、知らない事は出来ませんのでいろいろリサーチ。
- 当然硬い、ゆえに被削性最悪。
- 熱伝導率最悪、ゆえに発熱で刃物が保たない。
- 加工硬化がはげしいので、仕上げ代は多めに。
- 工具は基本K種超硬。
- 切削条件の目安は周速送りともにSUSの半分くらい、つまりSUSの4倍時間がかかる。
純チタンならワリワリ削ってるので、ちょっと光が見えたかも^^
2010年4月15日木曜日
2010年4月13日火曜日
モリブデンチェックとは。
以前のネタ、食いつきの良かったモリブデンチェックですが。
金属材料中のモリブデンの有無を判定する方法で、
SUS304とSUS316系の判定に使います。
ちなみに、試薬はクライアント筋からの支給品ですので、
入手法を聞かれても答えられません。
が、たぶんここ(石飛製作所)だと思う。
使うのはこういったもの。
樹脂なんかの静電気が起きるような物の上だと、
電気が逃げてしまう様なので、
電流を通さない新聞等を敷いておくと良いようです。
電圧を6Vに合わせる。
電流量を上げすぎると焦げます、注意しましょう。
テストピースに筆で試薬をつけるんですが、筆は金属部分の無い書道用がお勧め。
それと、試薬は時間とともに沈殿物が生じて反応が弱く なっていきますので、
上澄みを使う様にしたほうが、反応がいいようです。
テストピース側にプラス電極、試薬をつけた部分にマイナス電極を接触させます。
プラスはこの様にアルミ板なんかへ繋いで、
テストピースをその上へ置くと安定した反応が出やすいようです。
そして、モリブデンの含有が有れば 赤い反応色が出ます。
金属材料中のモリブデンの有無を判定する方法で、
SUS304とSUS316系の判定に使います。
ちなみに、試薬はクライアント筋からの支給品ですので、
入手法を聞かれても答えられません。
が、たぶんここ(石飛製作所)だと思う。
使うのはこういったもの。
樹脂なんかの静電気が起きるような物の上だと、
電気が逃げてしまう様なので、
電流を通さない新聞等を敷いておくと良いようです。
電圧を6Vに合わせる。
電流量を上げすぎると焦げます、注意しましょう。
テストピースに筆で試薬をつけるんですが、筆は金属部分の無い書道用がお勧め。
それと、試薬は時間とともに沈殿物が生じて反応が弱く なっていきますので、
上澄みを使う様にしたほうが、反応がいいようです。
テストピース側にプラス電極、試薬をつけた部分にマイナス電極を接触させます。
プラスはこの様にアルミ板なんかへ繋いで、
テストピースをその上へ置くと安定した反応が出やすいようです。
そして、モリブデンの含有が有れば 赤い反応色が出ます。
2010年4月11日日曜日
新しいブログでございます。
新しくブログを立ち上げてみました、
っていうのも、既存のものはプライベート中心なのだけど、
普段は仕事のことしか考えてないなぁ、と気づいたわけで、
更新も滞るわけだと‥‥それなら、
普段考えてることを書こうじゃないかとおもうわけですよ、
そんなことならツィッターっていう選択肢もあるんだけど、
なんかね、なじめない感じっていうか、人数の多いチャットルームみたいな気がして、
どうにも食わず嫌い的なんですが、
こうやってボソボソ言ってるほうが性に合うなぁと(いきなり言い訳かよ)
まぁ、地道にやっていこうと思っております、なにとぞよしなに^^
っていうのも、既存のものはプライベート中心なのだけど、
普段は仕事のことしか考えてないなぁ、と気づいたわけで、
更新も滞るわけだと‥‥それなら、
普段考えてることを書こうじゃないかとおもうわけですよ、
そんなことならツィッターっていう選択肢もあるんだけど、
なんかね、なじめない感じっていうか、人数の多いチャットルームみたいな気がして、
どうにも食わず嫌い的なんですが、
こうやってボソボソ言ってるほうが性に合うなぁと(いきなり言い訳かよ)
まぁ、地道にやっていこうと思っております、なにとぞよしなに^^
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